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体験報告 「侍学園スクオーラ・今人」の強歩大会

 4月29日 昭和の日

 今年も「侍学園スクオーラ・今人」恒例の強歩大会が開催されました。

 コースは善光寺から上田の侍学園までの約42㎞。千曲川の土手沿いを遡っ

ていきます。

 朝、6時に善光寺に集合。大勧進の小松貫主様の「お数珠頂戴」を受けてから、

いざ出発。天気はよいのですが、まだこの時間帯は肌寒い。かじかむ手を袖の

中に突っ込んで歩き始めます。

 この強歩大会の目標は全員の完歩。だから当然ゆっくりペース。

 新幹線なら12分間の距離。それを10時間以上かけて歩いていきます。

 

 ー 自動車や新幹線という便利さの中で見落としてしまっている「もの」

 を自分の身体で再び体験する時間 

 

 足の裏に何か所も「まめ」をつくって歩くなんていうことは、年に一度あるかな

いかの経験。この「まめ」の中には、歩いた道のすべての情報と時間がしっかりと

刻み込まれていきます。

 道の途中にあったこれまで見慣れたホテルや会社の建物、そして山々。

 上山田のホテルの看板から次の目標としている坂城の製薬会社の看板まで

・・・あるいは「ねずみ」の山の麓まで・・・その距離がなんと遠いことか。

  かつて人類はこの「遠さ」を自分の足で実感しながら歩いていたのでしょう。

 誰もが「歩く」という共通の手段しかもたないのが強歩大会のよさかもしれない。

 そして、言葉を交わさなくても同じペースで歩いている人は「同志。」自然と心が

通い始めます。

 「これが絆ということなのかもしれない」と、ふと感じることができた時間でした。

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